辰砂



産地:中国
辰砂は水銀の代表的な鉱石鉱物で、また古代から赤色の顔料や漢方薬として貴重なものであった。
日本では奈良県の桜井市から宇陀郡にかけては大和水銀鉱山をはじめとして、飛鳥・奈良時代から開発された大小の水銀鉱山がたくさん分布している。
桜井市付近の水銀鉱床は、領家帯の変成岩・深成岩類中の浅熱水性鉱脈で、鉱染状に辰砂・自然水銀を産する。

「日本の鉱物」成美堂出版・益富地学会館監修・藤原卓解説より引用